Saturday, April 4, 2020

Tales of Old Japan さる かに 合戦 THE BATTLE OF THE APE AND THE CRAB



さる かに 合戦がっせん

THE BATTLE OF THE APE AND THE CRAB



むかし むかし

ある ところ に

かに が んで い ました。

Once upon a time there was a crab who lived in a marsh in a certain part of the country.

ある

かに は

おにぎり を ひろい ました。

It fell out one day that, the crab having picked up a rice cake,

すると

かき の たね を った さる が

やって きて

an ape, who had got a nasty hard persimmon-seed, came up,

かに に

い ました ……

おにぎり と え よう。

and begged the crab to make an exchange with him.

かに は

さる の う とおり に し ました。

The crab, who was a simple-minded creature, agreed to this proposal;

さる と かに は

それぞれ って しまい ました。

and they each went their way,

さる は

いい き を した と

くすくす わらい ました。

the ape chuckling to himself at the good bargain which he had made.

かに は いえ に かえる と

かき の たね を

にわ に え ました。

When the crab got home, he planted the persimmon-seed in his garden,

やがて

 が 

おおきな  に なり ました。

and, as time slipped by, it sprouted, and by degrees grew to be a big tree.

かに は

 が そだつ の を たのしみ に して

て い ました。

The crab watched the growth of his tree with great delight;

 が なった ので

ろう と して いる と

but when the fruit ripened, and he was going to pluck it,

さる が やって ました。

さる は

かわりに とって やろう

と い ました。

the ape came in, and offered to gather it for him.


かに が うなずく と

さる は  に のぼって

かき を

べ はじめ ました。

The crab consenting, the ape climbed up into the tree, and began eating all the ripe fruit himself,

って いる かに には

まだ しぶい かき を

とした だけ でした。

while he only threw down the sour persimmons to the crab, inviting him, at the same time, to eat heartily.

かに は おこって

さる を だまして やろう

と おもい ました。

The crab, however, was not pleased at this arrangement, and thought that it was his turn to play a trick upon the ape;

かに は

さる に

あたま から りてくる ように

い ました。

so he called out to him to come down head foremost.

さる は われた とおり

あたま から りて  ました。

The ape did as he was bid; and as he crawled down, head foremost,

すると

って いた かき が

ふところ から

ころがり ました。

the ripe fruit all came tumbling out of his pockets,

かに は それ を ひろって

あな に んで

かくれ ました。

and the crab, having picked up the persimmons, ran off and hid himself in a hole.

それ を て いた さる は

せ を して

The ape, seeing this, lay in ambush,

かに が

る と

みつけ ました。

そして いえ に かえってき ました。

and as soon as the crab crept out of his hiding-place gave him a sound drubbing, and went home.

その とき

たまご と はち と こめうす が

とおり かかり ました。

Just at this time a friendly egg and a bee, who were the apprentices of a certain rice-mortar, happened to pass that way,

かわいそうな かに を 

きず の 手当てあて を して

いえ に れてき ました。

and, seeing the crab's piteous condition, tied up his wounds, and, having escorted him home,

そこで

ひどい さる の 仕返しかえし を

計画けいかく し ました。

began to lay plans to be revenged upon the cruel ape.

計画けいかく が まる と

みんな は

さる が い ない あいだ に

さる の いえ に き ました。

Having agreed upon a scheme, they all went to the ape's house, in his absence;

みんな には 役割やくわり が あり

さる が かえってくる の を

それぞれ

かくれて ち ました。

and each one having undertaken to play a certain part, they waited in secret for their enemy to come home.

そんな こと は ら ず

さる は いえ に かえってき ました。

The ape, little dreaming of the mischief that was brewing, returned home,

ちゃ を む ため に

囲炉裏いろり の  を

こそう と し ました。

and, having a fancy to drink a cup of tea, began lighting the fire in the hearth,

そのとき

はい の なか に かくれて いた たまご が

いきなり

ねつ で はじけ ました。

when, all of a sudden, the egg, which was hidden in the ashes, burst with. the heat, and bespattered the frightened ape's face,

さる は

『なんて こった』 と さけび ながら

げ ました。

so that he fled, howling with pain, and crying, "Oh! what an unlucky beast I am!"

さる は

いえ の うら に こう と し ました。

Maddened with the heat of the burst egg, he tried to go to the back of the house,

すると

はち が

とだな から し ました。

みんな に くわわって いた こんぶ も

一緒いっしょ に し ました。

さる は かこまれ ました。

when the bee darted out of a cupboard, and a piece of seaweed, who had joined the party, coming up at the same time, the ape was surrounded by enemies.

さる は

たんす に つかまって

しばらく たたかい ました。

In despair, he seized the clothes-rack, and fought valiantly for awhile;

しかし

一匹いっぴき では かなわ ない ので

し ました。

みんな

いかけ ました。

but he was no match for so many, and was obliged to run away, with the others in hot pursuit after him.

しかし

さる が うら の  まで げた とき

こんぶ が

さる の あし を ひっかけ ました。

さる は こけ ました。

Just as he was making his escape by a back door, however, the piece of seaweed tripped him up,


うす が

うしろ から ちかづいて

さる を つぶし ました。

and the rice-mortar, closing with him from behind, made an end of him.

かに は

仕返しかえし を した ので

よろこんで で うち に かえり ました。

So the crab, having punished his enemy, went home in triumph,

それから

かに は

こんぶ や うす と

仲良なかよく らし ました とさ。

めでたし、めでたし。

and lived ever after on terms of brotherly love with the seaweed and the mortar. Was there ever such a fine piece of fun!





Reading Japanese Literature in Japanese
This series is for the people/students who want to learn Japanese.




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