
Reading Japanese Literature in Japanese
This series is for the people/students who want to learn Japanese.
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2021年2月6日土曜日
JLPT N4: Short Japanese Essays しりとり(a Japanese word game)
JLPT N4
Short Japanese Essays
しりとり(a Japanese word game)
「しりとり(Shiritori: a Japanese word game)」という
日本の遊びについて
話しましょう。
しりとり(Shiritori)は
日本語の言葉を使った遊びです。
日本人なら
誰でも、やったことがある遊びです。
言葉と言葉をつないでいく
遊びです。
(つなぐ:to connect)
「しりとり」の「しり」は
「尻(the hips)」のことで、
終わり(end)を意味しています。
前の言葉の終わりと
次の言葉の初めが
同じ「ひらがな」に、なるようにして、
言葉をつないでいく遊びです。
例えば
次のように言葉をつないでいきます。
「あか(赤)(red)」→
「かさ(傘)(umbrella)」→
「さか(坂)(slope)」→
「かた(肩)(shoulder)」→
このように、
言葉の「しり(end)」を「とる(to take)」から
「しりとり(Shiritori)」と言います。
「しりとり」をすることで
子供は
新しい言葉を覚えます。
***
「しりとり」には
いくつかのルール(rule)があります。
そして、これらのルールには
理由があります。
一つ目のルール
「ん」で終わる言葉を使ってはいけません。
例えば
次のような例は
だめです。
「いえ(家)(house)」→
「えん(円)(circle)」
なぜでしょうか。
理由がわかりますか?
そうです!
なぜなら
「ん」で始まる言葉は
日本語には、ないからです。
そして
「ん」以外のひらがななら
そのひらがなで始まる言葉が
あります。
***
二つ目のルール
同じ言葉を二回使ってはいけません。
例えば
次の例はだめです。
「かさ(傘)(umbrella)」→
「さか(坂)(slope)」→
「かさ(傘)(umbrella)」
「かさ(傘)(umbrella)」という言葉を
二回使っているので
だめです。
なぜなら、
同じ言葉を
二回以上使うと
その言葉が続いてしまうからです。
「かさ(傘)(umbrella)」→
「さか(坂)(slope)」→
「かさ(傘)(umbrella)」→
「さか(坂)(slope)」→
「かさ(傘)(umbrella)」→
「さか(坂)(slope)」→
日本語には
このように続いてしまうような言葉が
たくさんあります。
「いか(squid)」→「かい(shellfish)」→「いか」→「かい」→
「きた(北)(north)」→「たき(滝)(waterfall)」→「きた」→「たき」→
「わに(crocodile, alligator)」→「にわ(庭)(garden)」→「わに」→「にわ」→
「りか(理科)(science)」→「かり(狩り)(hunting)」→「りか」→「かり」→
もっと
簡単な例もあります。
「こねこ(子猫)(kitten, kitty)」→「こねこ」→「こねこ」→「こねこ」→
「はは(母)(mother)」→「はは」→「はは」→「はは」→
「ちち(父)(father)」→「ちち」→「ちち」→「ちち」→
いいえ、
もっと、簡単な例があります。
なぜなら、
日本語には、
「ひらがな一つの言葉」があるからです。
「は(歯)(tooth)」→「は」→「は」→「は」→
「ち(血)(blood)」→「ち」→「ち」→「ち」→
これでは
遊びになりません。
だから
同じ言葉は
一回しか使えません。
同じ言葉を
二回使ってはいけません。
***
三つ目のルール
名詞(noun)だけを使います。
なぜ、でしょうか。
例えば
形容詞(adjective)を使ってみましょう。
形容詞の終わりは
「い」または「な」なのです。
・赤い(red)
・真っ赤な(red)
・寒い(cold)
・大きい(large, big)
・大きな(large, big)
形容詞の言葉を使うと
「い」や「な」で始まる言葉を
たくさん、探さなければなりません。
だから
名詞以外の言葉を使うと
次の言葉を見つけるのが
難しくなります。
そして、
ここには、
もう一つ
大切な理由があります。
日本語の言葉のほとんどが
名詞なのです。
「赤い」という形容詞(adjective)にも
「赤」という名詞(noun)があります。
だから
名詞(noun)を覚えることが
日本語を勉強するためには
とても大切なのです。
さあ
日本語で遊んでください。
この「しりとり」は
一人でも、できますよ。
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